散りぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ

単純に100歳まで生きるとすれば、人生で春夏秋冬は100回しか訪れることはない。

もう40回もの季節が過ぎていった。

今年ももう終わる。

寒くなる季節はより一層、寂しさが増す。

人の心の温かさをより感じたくなる。

今年は違ったんだ。

違うと思ってた。

他愛もないことで笑いあって、たくさんおしゃべりをして、寂しい思いをせずにすむと思ってた。

憎しみなんてあるわけがない。

本当だよ。

ありがとう。

本当にありがとう。

本当にあっという間だった。

出逢ってくれてありがとう。

笑ってくれてありがとう。

君は本当にきれいで、美しかった。

無垢で、純真で、弱さをも見せず、いつも明るく振舞って、眩しくて。

本当に美しかった。

僕は本当に君が大好きです。

その気持ちは今もこれからも変わることはない。

自暴自棄になっても何もいいことはない。

自分をどれだけ責めても何も変わらない。

実感がないんだよ。

まだ夢の中にいるんだ。

頭が追い付かなくて、寂しくて、涙が止まらないんだ。

もう無意味な季節を繰り返したくない。

そんな風に考えるけど、君がいないこれからの季節に意味なんてないんだ。

だけど僕は生きなければならない。

きれいごとではないんだ。

決して前向きなことではないんだ。

僕は生まれた時に預けられたものがある。

散り際さえ、自由にならない。

自分の人生を自分が決めて生きていける。

これは本当にすごいことなんだ。

みんながそういう人生を送っていけることを心から願っている。

これから訪れる季節を大切にしてほしい。

心から願っているよ。

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