ザトラツェニェ

急に笑えてくる。
急に涙が出てくる。

自己防衛反応が働いている。

急に金に固執し始める
きっと金があればこの不安がなくなると僕は思っているのだろう。
この喪失感を埋められると僕は思っているのだろう。

新しいことを始めようと必死に探している。
僕はそんなことをしたくはないのに。

心が追い付いていない。
脊椎反射で動いている。
失敗するパターンだ。
当たり前だ。
この世界に1つしかないピースの代わりに埋められるものなど在るわけがない。

もう僕を護らなくてもいいんだ。
もう僕を見捨ててくれていいんだ。
好きにしてくれていいんだ。

もう疲れたんだよ。

僕は一体どこにいるんだろう?

ただもう疲れたんだ。
眠いんだ。
だけど眠れやしない。

誰か僕に嘘をついてくれ。
「あなたは立派だ」と。
「あたなたはよく頑張った」と。
「あなたは最善を尽くした」と。
「あなたは生きるべきだ」と。

誰か僕を誉めてくれ。
「あなたはやはりあなたであった」と。
「あなたは変われない」と。
「あなたがあなた自身ですべてを台無しにしたんだ」と。

君が終わらせてくれるのならば、喜んで捧げるよ。
この稚拙でくだらない僕の童話を。

感情にすべてを委ねることすらできず。
悲しみに暮れたふりをして。
僕は壊れることすら許されないんだ、と甘い戯言ばかり。

いい加減にしてくれ。

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